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【Day 6】家族旅行で+1.6kg!イレギュラーを乗り切り、月末75.0kgを達成した「前後対策」
皆様、こんにちは。「Smart Smart」トレーナー、理学療法士の光野です。
ダイエットやボディメイクを始めようとする際、多くのお客様が不安に感じるのが「旅行や付き合いの外食も、すべて我慢しなければならないのか?」という点です。
結論から申し上げます。決して我慢ばかりの生活を送る必要はありません。
実は私自身も、2月の下旬に家族旅行(テーマパークでの外食メイン)へ行ってきました。
ダイエット期間中であっても、せっかくの旅行や大切な人との食事の場では、カロリー計算を忘れて心から楽しむべきです。
重要なのは「その場で我慢すること」ではなく、「その前後でどう体をコントロールするか」というシステムを知っているかどうかです。
今回は、旅行でしっかり食べても太らない、そして見事に2月末の目標「75.0kg」を達成した、理学療法士直伝の「イレギュラーを乗り切る前後対策」を大公開します。
1. 旅行前(事前準備)の戦略:筋肉を「空のスポンジ」にする
旅行先で美味しいものを食べても脂肪にさせない最大の秘訣は、「旅行前の準備」にあります。
私は旅行を出発する前の数日間、食事とトレーニングを連動させた特別なコントロールを行いました。
■ トレーニングスケジュールの意図的な過密化
通常、筋肉の回復のために日数を空けて行う高強度のウエイトトレーニング(Aルーティン:スクワット・プレス系、Bルーティン:デッドリフト・プル系)を、旅行前の金曜日と土曜日にあえて「連続」でぶつけました。全身の大きな筋肉を容赦なく使い切るのが狙いです。
■ 糖質(g)のダイヤルを絞る
トレーニングの強度を上げる一方で、食事から入ってくるエネルギーの「ダイヤル」を絞ります。
筋肉を守るタンパク質は180g(死守)、関節を守る脂質は40g前後にキープしたまま、通常は175g前後摂っている「炭水化物(糖質)」を、旅行直前は100g〜120g程度まで意図的にカットしました。
■ 事前準備のメカニズム(巨大な空のスポンジ)
入ってくる糖質が少ない状態で全身のハードトレーニングを行うと、体内の糖質(グリコーゲン)が極限まで枯渇します。すると、筋肉はエネルギーに飢えた「巨大な空のスポンジ」の状態になります。
この状態を作っておけば、旅行先で美味しいもの(カロリーや糖質)をたくさん食べても、そのエネルギーは脂肪細胞には向かわず、優先的に「筋肉のスポンジ」にものすごい勢いで吸い込まれ、リカバリー(修復)に使われるのです。
2. 旅行中のマイルール:心から楽しみ、しっかり動く
事前準備が完璧にできているからこそ、旅行中は「食事は心から楽しむ!」と完全にメンタルを切り替えました。
ただし、理性を失って暴飲暴食するのではなく、プロとしての最低限のルールだけは守ります。
- タンパク質が主役のものを選ぶ: 新鮮なシーフードやステーキなど、高タンパクなメニューを積極的に選びます。
- 無駄な脂質(揚げ物など)は避ける: お酒やデザートを楽しむ分、「目に見える油(フライなど)」は控える意識を持ちました。
- 圧倒的な活動量(NEAT)で相殺する: 観光地やテーマパークを歩き回ることで、1日1万5000歩〜2万歩に達します。この凄まじい活動代謝が、食べたものをしっかり消費してくれます。
▲ 観光地を歩き回って活動量を確保
▲ 旅行中はカロリーを忘れて心から楽しむ
3. 旅行後(リカバリー)の戦略:+1.6kgの正体と最速リセット術
旅行から帰宅した翌朝、体重計に乗ると「77.3kg(旅行前から+1.6kg)」に跳ね上がっていました。普通ならここでパニックになりますが、体の仕組みを知っていれば焦る必要は全くありません。
【プロの視点:この体重増加は「脂肪」ではない】
脂肪が1.6kg増えるには、約11,500kcalものオーバーカロリーが必要ですが、旅行中にそれだけ食べるのは物理的に不可能です。
実は、体内に糖質(グリコーゲン)が1g蓄えられるとき、同時に「約3gの水分」を抱え込むという生理学的な法則があります。つまりこの+1.6kgの正体は、満タンに補充された糖質と、外食の塩分によって引き込まれた「大量の水分(むくみ)」に過ぎないのです。
これを最速で削り落とすため、帰宅後から以下の「リカバリー術」を実行しました。
① 主食を抜いて、満タンの「糖質」と「水分」を使い切る
旅行でたっぷり食べた糖質は、実は「自分の重さの約3倍もの水分を一緒に抱え込む」という性質があります。旅行後に体重が急激に増えるのはこれが原因です。帰宅後1〜2日はご飯やパンをストップしてこの糖質を使い切ることで、抱え込まれていた水分も一緒にストンと抜け落ちます。もちろん、筋肉が落ちないように鶏肉やプロテイン(タンパク質)はいつも通りしっかり食べて体を守ります。
② 「カリウム」と「水」で、厄介な塩分(ナトリウム)を追い出す
外食は味が濃く、塩分(ナトリウム)が大量に含まれています。体は塩分濃度を薄めようとしてさらに水分を溜め込むため、これがひどい「むくみ」になります。この塩分を体の外に追い出すポンプの役割をしてくれるのが「カリウム」です。
わかめなどの海藻類、ブロッコリー、ほうれん草、きのこ類、アボカドなどに豊富に含まれています。これらの食材をしっかり食べつつ、あえて1日2.5〜3リットルの「たくさんの水」を飲むことで、体内の古い塩分と水分を尿として一気に押し出すのが正解です。
③ 旅行で得たパワーを、筋トレにぶつけて燃やし尽くす
旅行明けの体は、エネルギーに満ち溢れていて普段よりパワーが出ます。このタイミングを逃さず、スクワットなどのハードなトレーニングをぶつけました。旅行のカロリーを「筋肉を育てるガソリン」として爆発させて使い切ることで、最速で脂肪燃焼モードに引き戻せるのです。
まとめ:ダイエットは「日常を豊かにする」ためのもの
この「糖質カット・カリウム・高強度トレーニング」というリカバリーを徹底した結果、体重は翌日から「77.3kg → 77.2kg → 76.1kg → 74.9kg」と急降下。
そして2月末の最終日には、見事目標である「75.0kgジャスト」にピタリと着地することができました。
ダイエット中だからといって、旅行や外食を恐れる必要はありません。
体の仕組みと算数を理解し、前後で正しくコントロールする術を身につければ、ボディメイクと日々の楽しみは完全に両立できます。
さあ、いよいよ3月。この勢いのまま、さらに体を進化させていきます!
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